2024年10月10日(木)NfN(代表理事門元および理事二田水)は京都橘大学看護学部4回生へ「DE&I~これからの看護職としての働き方~」と題した講義(オンライン)をさせていただきました。
講義ではNfNの活動紹介をはじめ、2023年にコラボさせていただきました雑誌『看護展望』(メヂカルフレンド社)様との連載企画「新しい看護職の働き方を創る挑戦者たち」ご執筆者の多様な活動をご紹介しました。
学生さんの感想やコメントをご紹介します(一部抜粋)。
今回、人にはそれぞれに様々な価値観があり、色んな価値観を理解することで多様な発想が生み出されるのだと理解でき、今後変化する社会に対応していくためにはより多くの価値観を理解することが大切であると学んだ。
DE&Iの内容はもちろんのこと、実際に看護職としてどのような働き方があるのかの紹介があり、自分が考えていた看護の幅が広がったように感じた。
日本と海外の看護や医療の違いについても今後学んでいく必要があるのではないかと思った。理由としては、今後海外の人が増えていくのではないかと考えたからだ。その中で文化の違いや、価値観の違いについて配慮することが重要だと考えた。
Diversityという言葉は、日常でも聞くことが増えてきたと感じますが、そのDiversityにも、「表層的ダイバーシティー」と「深層的ダイバーシティー」があると初めて知った。表層的なダイバーシティーは、私のよく知っているダイバーシティーの意味であるが、深層的ダイバーシティーも、働く上でとても大切であり、これを受け入れ公平に関わって行くことが必要でないかと考えた。
本日の講義を通して、看護師としての働き方は多様であり、正解はないということを学んだ。今ある固定概念に囚われるのではなく、自分の好きなことややってみたいことと看護を繋げて考えてみると、もっと多様な働き方があるなと感じた。
学生である今のうちから視野を広げ、自分が持っている力を最大限に発揮できる場所を掴みにいくことの素晴らしさを学ぶことができた。
また、NfNの活動については、下記のようなコメントをいただきました(一部抜粋)。
NfNという看護師がキャリア開発において分野縦断的に支援し合えるシステムは、多様な経験や価値観をもった人々の視点からローカルおよびグローバルな課題を捉えられるため、新たな発見や課題解決を導く手段として今後より重要になると感じた。
看護師が自らのキャリアを自由に選択し、様々な形で働き続けるためには、1人では限界があり、人との繋がりや縁で変わっていくものだと思う。だからこそ、NfNのような看護師同士が支え合えるシステムは、キャリアの選択肢が広がり続けている今だからこそとても素敵なものだと思った。
このような様々な看護職の活動を広報し看護職同士を繋ぐNfNの活動は、新しい挑戦を後押しする心強いもので私もいつか利用してみたいと思った。
実習などで看護師の働き方を学び、看護師同士にしかわからない内容や体験した者にしか想像できない悩みなども多くあることを学んだので、このような場を提供していただけるのは看護者の歯車を大きく動かすものに繋がるのではないかと考えた。
NfNは看護職のキャリア開発支援を通して様々な社会課題解決を目指しておりますが、今回の講義を通して、活動のVisionの1つに掲げているDE&Iの大切さについて改めて考えることができました。これからも目に見える違いと見えない違いを尊重した分野横断的なコミュニティだからこそできる活動を通して、社会が抱える様々なニーズに応えていきたいと思います。
このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。NfNは学生の皆様の今後のご活躍をとても楽しみにしております。
Nurse for Nurseは看護職のキャリア開発支援を通してローカルおよびグローバルな課題解決を目指します。講義依頼についてはこちらをご参照ください。